クラウドソーシングサイト構築システム 1.4.0

パッケージ名 クラウドソーシングサイト構築システム
バージョン番号 1.4.0
概要 データ構造の改修、退会処理の仕様変更
詳細 以下の内容で改修、修正を行いました。
・削除データの取扱いに伴うデータ構造の変更
・退会処理の仕様変更
・返金集計において対象となるパターンを追加
・その他バグフィクス、調整

[データ構造の変更について]
各種削除操作よって関連データから削除元のデータ参照できなくなり、一覧画面や詳細画面でユーザー名等、空白表示されてしまう。
決済内容の確認や返金対応など、運用上管理が困難となる為、これら対象のデータにおいてデータ構造の改善を行いました。
※内部的なデータ構造の改修なので、この改修による機能や仕様に変更はありません。

[退会処理の仕様変更について]
契約中の案件の有無、未回収の報酬の有無に関わらず自由に退会が行えてしまう仕様を見直し、以下のように改修を行いました。

ユーザーが自由に退会を行えるのではなく退会申請方式に変更。
管理者はユーザーからの退会申請を受け、進行中の案件や精算が必要な仮払金があるかを確認し、管理者の手によって退会処理を完了させる。
※ユーザー詳細画面に案件の状況等、退会処理に必要な情報を表示するように対応してあります。

[退会処理仕様]
・フッターの「退会」リンクを退会申請に変更し、ユーザー自身による退会は行えないように変更
・クライアント、ランサーは常時退会申請が出来る
・退会申請をするとフッターの退会申請リンクは非表示になる
・退会申請のキャンセルはユーザー編集画面から行える
・退会申請の確認画面では以下が確認できる。
├クライアント・・・公開中の案件、進行中の案件、未選定の納品
└ランサー・・・進行中の案件、、未払いの報酬
・退会申請時に管理者へ通知が飛び、管理者ダッシュボードに退会申請の件数が表示される。
・管理者ログイン後、ユーザー詳細画面ではユーザーの削除操作をするまで以下が確認できる
├クライアント・・・公開中の案件、進行中の案件、未選定の納品、精算が必要な預り金、精算が必要になる預り金、退会後に残る預り金
└ランサー・・・進行中の案件、、未払いの報酬
・管理者はユーザー編集ページから申請を却下することが出来、却下の際その理由を記載でき、その内容は却下されたことを通知するメールに記載される。
・退会申請状態でユーザーを削除するとユーザーへ退会が完了した旨のメールが通知される

・退会が却下されると再度申請が出来る様になり、却下の度に申請は何度でも可能。

[名称の変更について]
以下のように名称の変更を行いました。名称の変更のみで機能の動作や仕様に変更はありません
未払いの仮払金一覧ページ
└未払いの仮払金 -> 精算が必要な預り金

[返金集計において対象となるパターンについて]
精算が必要な預り金の集計対象に提案なしを追加しました。(コンペのみ)
こちらは作業開始されたランサーがいるが誰一人提案を行わなかった案件の決済情報がある場合に集計対象となります。



[その他バグフィクス、調整内容]
・cronのタスク処理において、ID生成方式をhash設定していると正常終了しないバグを修正
・案件の追記情報の登録において、案件が削除されていれば以降の登録は不可能となるようにした
・削除されている案件において、オススメ案件の課金申請画面へのアクセスを制御した
・プロジェクト納品、コンペ提案の詳細画面にて管理者からはユーザー退会により削除されたレジュメのデータが閲覧できるように。クライアントからは退会したユーザーのレジュメは閲覧できない旨の文言を表示
・案件情報の追記で確認画面遷移時のエラーを修正
・誤動作抑制のためhtaccessのリライトのサンプル記載を削除
・管理者ログイン時、削除済みのユーザーの編集ページ、及び、削除ページヘのアクセスを制限
・自動ログインにチェックを入れてログインした際にクッキーを削除するまで操作不能となる致命的なバグを解消
・アカウントロック時ワンタイムパス送信先のURLを修正
・自動返信メール管理の一覧画面に件名を表示
・精算が必要な預り金の集計対象に提案なしを実装(コンペのみ)
・コンペ案件応募一覧ページ、プロジェクト案件提案一覧ページでランサーの本人確認ステータスを表示するように
・案件の検索項目に[本人確認済]を追加
・案件の詳細画面にクライアントユーザーの本人確認状態を表示
・コンペ案件応募一覧の進捗表示で複数提案があるにも関わらず一つでも選定があると選定終了と表示されていた
・ランサーが携わった(応募、提案)案件ならば削除案件でも詳細が確認できるように
・ランサー削除時、利用不可時はコンペ案件応募、プロジェクト案件提案一覧、画面の動線制御,ランサーへは作業開始依頼ができないように
・ランサー削除時、利用不可時はコンペ提案、プロジェクト納品の一覧、詳細で採用切り替えを行えないように
・相手が利用不可状態の時、コンペ案件応募、プロジェクト案件提案一覧、及びコンペ提案、プロジェクト納品の一覧でユーザー名の下に明記するように
・管理者画面のクライアント詳細にメールアドレス項目を追加


[適用方法]
1.ファイルの上書き
2.tool.phpにて[完全更新]を実行
3.tool.php下部の[パッチの適用]にて[optimize_architecture(※1)]を実行

※1のパッチは以下の処理を実行します。
・削除された案件に削除フラグをセットした上で通常テーブルに移動する
・approachテーブルのカラムにクライアントとランサーの現在の名前をセットする
・pay_jobテーブルにクライアントの現在の名前をセットする
パッケージファイル ダウンロード
差分ファイル ダウンロード
※各ファイルはログイン後にダウンロード可能となります。